小学生向け出前授業に行ってきました。
先日、東彼杵町立彼杵小学校に出張し、小学生向けの授業をしてきました。
小学5年生の2クラスを担当しました。
私が所属する長崎県弁護士会では、学校に弁護士を派遣して生徒さん向けの授業を行う事業に取り組んでいます(「児童・生徒・学生向け出前授業」 なお、申し込み方法については長崎県弁護士会のHP(https://www.nben.or.jp/about/school/)をご確認ください)。
私も積極的にこの授業に関わっており、県北地域を中心に各地の小学校・中学校・高等学校をめぐっています。
今年度を見ても、佐世保市・西海市などの学校に行く予定です。
本日のテーマは「弁護士の仕事」と「いじめ予防」です。
授業のテーマや授業の方法は学校の先生と綿密に打ち合わせをして決めます。そうしないと、生徒さんにとって本当に有益な授業をするのは難しいからです。
多くの生徒さんは実物の弁護士を見る機会はほとんどありません。
なので、弁護士の生の話を聞いたり、弁護士バッジを手に取ってみてもらったりすると、生徒さん達が目を輝かせているのが分かります。
「弁護士にはランクがあるのか(将棋の段みたいに)?」
「弁護士をやっていてよかったと思うときはありますか?逆に、弁護士を辞めたいときはありますか?」
など、積極的に質問してくれました。
また、「弁護士がなぜいじめについて講義するのか?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、弁護士の仕事は多種多様ですが、それを一言でまとめると「安心して幸せに生きる権利」を守る仕事です。
いじめはその「安心して幸せに生きる権利」を簡単に、そして思いがけず侵害してしまうものなので、決して弁護士の業務と無関係はないのです。
これからも時間が許す限り、いろいろな学校を訪問して授業を続けていきたいです。
生徒さんの中から、将来弁護士になる人材が生まれると嬉しいですね。